CCM! STAFF! 
ポチさん


HD:ポチ(ポチンコじゃありません!)
Bike:'98 883
趣味:愛犬・波乗り・ゴルフ・釣り・スノボ・ジェットetc
CCM:2002年よりスタッフとして参加


それは2001年秋の出来事でした...

ツーリングチームである“チーム土建屋あほなおっさんブラザーズ”(チームシンスケ残党組)に所属しており皆でツーリングに行っていました。
その時仲間である“カワちゃん”が883を手に入れやって来ました。
当時は“古臭いデザインやな〜”それに“壊れる・遅い・曲らない”なんてバイクじゃないわ!と思っていました。その時かわちゃんが「ポチ乗ってみいや」と言われ当時オイラのフルチューンXRと交換させられ名塩SA〜丹南SAまで乗せられるハメに・・・。

またがりエンジンスタート...「なんちゅう振動やねん!?ピンクローターかい!」の第一印象。そしてギアを入れスタート...「重たいの〜」ボヤキが入る。「早く丹南SAまで行って交換してもらお」

名塩SAからの本線の合流...「ウインカーどこやねん??どうやったら消えるねん??なんで右と左が分かれてるねん??笑えるわ〜アメリカ人はバカだわ!!」

そして本線をひた走る...「加速もコーナーもまったくダメ
!こんなにバランスの悪いバイクあるねんな〜♪でも音は気持
ちよいな〜♪」

そして舞鶴自動車道への分岐に160kmで進入を試みる。頭の中では鈴鹿の1・2コーナーの妄想を描いて...「よ〜し鬼の突っ込みじゃい!!」とギリギリでのブレーキング!!「くくくっ、後ろの奴らはこれで視界から消えるやろ!!」と思いきや「止まらない!!!!!曲らない!!!!!」2車線を右に左に...「お母さん、もうすぐそっちに行くよ...」心の中でそう叫んだ瞬間ガードレールまで2センチでなんとか右コーナーを制覇したのであった。

丹南SAに到着しレース上がりの友達に「お前の背中にフレディ・スペンサーを感じたわ!まだまだ走れるやん」と誉めて頂きました。(心の叫びは封印)

そして後ろから来たかわちゃんが「どやさポチ?」と聞かれ「ダサくイナタイバイクですね〜、こんなにバイクが面白いと感じたのは初めて高校生の時に乗った原付以来ですわ」「今まで高性能な国産に乗り、誰が乗ってもそこそこ早く走れるバイクばかりで乗せられてる感があったけど、スポスタはライダーの技量次第で乗ってる感のあるバイクですな〜」と知った様なインプをしました。そして心に衝撃があったものの買うまでには...。


ツーリングから帰り、翌日かわちゃんから電話が...「ポチ!スポスタ見つけてきたで!どやさ?」それはチームシンスケのライダー田村圭二先輩の兄貴が購入し2年チョロで1900kmの出物!(フルノーマル)見てもないけど思わず「買います!」ここからオイラのスポスタライフが始まるのだった・・・。だからオイラの師はかわちゃんであり、かわちゃんの様なオヤジライフ(あほ&Tシャツ&単パン&スニーカーを目指すのであった☆