
国内A級昇格を諦め二輪レースから身をひき、バイクに乗らない日々を過ごしていた。レースを辞めたら、いいクルマを買ってバイクには乗らないつもりでいた。
ある日、本屋で立ち読みしていると、一冊の本が目に留まった。HBJ2号だった。「究極のスポーツスター達」が特集だった。あまりにカッコいいスポーツスターに魅かれ衝動買いした。
ハーレーダビッドソンに興味は無かったが、思い起こすとブラックレインでマイケルダグラスがXLCRに乗っていたシーンを観て、こんなハーレーがあるんだ、またレース雑誌でAMAダートトラックレーサーのXR750がカッコいいと思い、まだシングルに憧れGB400に乗っていた二十歳過ぎの頃に読んでた雑誌クラブマン編集者池田さん(現在のHBJ編集長)のスポーツスターインプレなど、心の片隅にいわゆるハーレーらしくはないXLCRやXRの流れを持つスポーツスターに魅かれていた自分が何処かにいたようだ。
走る為以外に不必要なモノを身に付けていないシンプルな883
日に日にスポーツスターへの思いは募っていった。
そんなある日、カミさんが「私、そろそろ子供が欲しいんだけど」すかさず「俺、バイク欲しいんだけど!」1994年夏、XLH883が我が家の駐車場にあった。次の年、息子が生まれた。
今年2005年、この夏初めて息子を後ろに乗せて旅に出よう!Jonny
*